アトピーの原因は体質×環境

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アトピーと乾燥肌の違い

乾燥肌との違いはアレルギー素因があるかどうか

 

肌がカサカサしたり、かゆみがあったり…自分では乾燥肌や敏感肌だと思っていたら、実はアトピー性皮膚炎だった、という話もよく耳にします。

 

では、乾燥肌とアトピーは違うのでしょうか?

乾燥肌とは簡単にいえば、皮膚がカサカサしている状態。

 

これは皮膚の表面を保護する皮脂膜や、皮膚内の水分を保つ物質(天然保湿因子、角質細胞間脂質など)が不足しているため、皮膚の表面が隙間だらけになっているから。

 

こうした状態になると皮膚から水分が出ていきやすく、外からの刺激(細菌やホコリなど)が内部まで入りやすくなってしまいます。

 

このような状態を皮膚の「バリア障害」と言い、乾燥が進んでバリア障害をきたした肌は、外部からの刺激に過剰反応するようになり、かゆみや炎症などのトラブルを起こすようになります。
これが敏感肌です。

 

乾燥肌がこうした皮膚のバリア機能の低下によるものであるのに対し、アトピーは乾燥肌+アレルギー体質であるということが大きな違いです。
また、乾燥肌の場合は主に顔に症状が集中しますが、アトピーの場合、顔だけではなく上半身や手足の関節部位にも症状が及ぶ傾向があります。

 

肌荒れやかゆみ、赤みが強かったり、症状が顔だけでなく広範囲に広がっている場合はアトピー性皮膚炎の可能性が高くなりますので、医療機関を受診しましょう。

 

アトピー肌は日焼けしてよいのでしょうか?

「日焼けをすることにより、肌を強くするため効果がある」という意見を耳にします。
日焼けでアトピー肌が改善されている人が多くいるのも事実。

 

ただ、その日焼けはどこでしたのか?確かなデータはありませんが、海水浴に行って日焼けする人が多いようです。

 

となると、海水につかったことがその効果の何割かはわかりませんが、アトピー肌改善に大いに関係しているのは間違いないでしょう。
海水にはミネラルが豊富で、そのミネラル分が皮膚のみならず体全体を元気にしてくれます。
参照↓
アトピーとエプソムソルトの関係
アトピーと塩化マグネシウムの関係

 

よって、単純に「日焼け」=「アトピー肌改善」と結び付けないほうが良さそうですよ。

 

日光が強くなる10時〜14時の間は日光浴を当然避けたほうがよく、夏であれば夕方16時ころからにしましょう。
夏のこの時間ならまだ気温は暑いし、長くとも20分ほどの海水浴にしてくださいね。

 

紫外線は肌の表面だけでなく、眼からも侵入し体を酸化させます。
日差しの強い日中はサングラスを掛けることを心がけてください。

 

黒いサングラスは瞳孔を開いてしまい、逆に紫外線が眼に入りやすくなってしまうので、色があまりついていないサングラスをおすすめします。

 

他にもUVカットとブルーライトカットが施されたメガネなど、子供用も多く出回っていますので、ぜひお子さんにもサングラスをかけてあげてくださいね。

 

 





アトピー性皮膚炎に似た症状を持つ病気

 

・接触性皮膚炎
植物や金属などが接触した部分に湿疹や水泡が生じる皮膚炎で、かゆみがあります。

 

見た目だけではアトピー性皮膚炎との区別は困難ですが、アトピーと違い、原因を特定できればその原因を除くことで治すことができます。

 

・疥癬(かいせん)
ヒゼンダニ(疥癬虫)というダニが皮膚の角質層内に寄生して起こる皮膚感染症で、赤い発疹が見られます。湿疹だけ見るとアトピー性皮膚炎に似ていますが、発疹が線状に連なっているのが特徴です。

 

 

・手湿疹
別名「主婦湿疹」とも呼ばれるように、家事や水を扱う人に多く見られる症状です。アトピー性皮膚炎の湿疹とよく似ていますが、手だけにできるのが特徴です。 

 

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