ビタミンとミネラルはすべての栄養素の指揮者
①タンパク質 ②糖質 ③脂質
この三大栄養素の働きを助ける酵素を活性化するのがビタミン。
体を作り機能を正常に保つのがミネラルです。
どんなに素晴らしい食品を摂取していても、この2大成分が不足すると、ブドウ糖がエネルギーに変わるサイクルに支障が生じ、せっかく摂った栄養が生かされないのです。
アトピー性皮膚炎はそのサイクルが円滑に行われていないサインの一つです。
子供の頃、海水浴に行けば体の傷やかゆみが治まるよ、と親によく言われたことを覚えています。そして確かに治りが良くなりました。アトピーとエプソムソルト効果の関係でも記述の通り、海水のミネラルの効果により、期待できる部分もあるのは確かと思います。
よってミネラルの一成分であるエプソムソルトがアトピーにある程度効果もあるでしょう。
硫酸マグネシウムは保水力が高いので、乾燥肌や肌荒れの改善は期待でます。
ただし、よく検証した方がよさそうですね。
保温効果が高い・持続することから、更に体が痒くなるのでは?との懸念が残ります。
アトピー肌に脱塩素は必須です。
硫酸マグネシウムは弱酸性ですが、水道水を脱塩素するにはビタミンC(L-アスコルビン酸を入れてくださいね。
重曹は肌の皮脂を落としますが、落としすぎると乾燥肌の原因になります。またクエン酸は強すぎるとピリピリして肌の刺激になってしまいますので、pHの調整は少量から行ってください。
重篤なアトピー性皮膚炎の方は

エプソムソルトと限定せず、せっかく温泉大国日本にいるのであれば、湯治という手段もあります。温泉と一言で言ってもその成分や効果効能は様々。重篤な方にとって安易に自己判断で温泉や入浴剤を選ぶのは危険な行為とさえいえるでしょう。
社会で通常の生活ができないほど重篤な場合は、かかりつけ医に相談の上、湯治を考慮に入れてみてはいかがでしょうか?
草津温泉 時間湯 のサイトもご参考くださいね。 www.jikanyu.net
湯治によって期待できる効果は「脱ステロイド」とのこと。体質自体を変えるには、同時に食事や睡眠など多くの守るべきことを守り継続するという強い忍耐力が一番必要です。
自分との戦いになります。
強い決意をされた方は、一度訪れてみてはいかがでしょうか?