塩化マグネシウムの「にがり」「マグネシウムオイル」でアトピー体質改善

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塩化マグネシウムの効果とは

こどもの入浴

エプソムソルトをハリウッドスターが使っている、とのことでマグネシウム人気が再燃している欧米ですが、日本では「マグネシウムの経皮摂取」に関しては、まだ余り馴染みが浅いようです。

 

マグネシウムとは、母なる海の元素の一つであり、私たちの体に不可欠な主要ミネラルの一つであり、「マグネシウムが豊富な食材」というのもある程度なら分かる人も多いでしょう。

 

しかし、「マグネシウムを口から摂取するよりも、皮膚から吸収するほうが約4倍も効率が良い」事はご存知でしたでしょうか?

 

故に、エプソムソルトマグネシウムフレークにがりでの入浴や、にがりやマグネシウムオイルの水溶液の塗布が人気なのです。

 

経口摂取も含め、マグネシウムを意識して体に取り入れることで、喘息やアトピー、その他多くの生活習慣病のへ効果が期待できることは、アレルギーの多い日本のみならず世界中の各疾患に悩む人々にとって、大きな期待の星となることでしょう。

 

マグネシウムとは

生命の源の海

マグネシウムは体内で、325種類以上の酵素を制御しています。

それら酵素の働きにより、体内のエネルギーの生産、新陳代謝、神経、心臓、筋肉、血管などに大きな影響を与えています。

 

マグネシウムが欠乏すると・・・

マグネシウム欠乏による代表的な症状にはこのようなものがあります。

 

  • 体が震えたり、筋肉が痙攣を起こ<す
  • 喘息、気管支炎など
  • がん、糖尿病
  • 抑うつ症状、錯覚
  • 動脈硬化
  • 心筋梗塞、脳卒中

 

他にも多くの神経系や血管障害の原因になっています。詳細はこの記事の続きを読んで下さいね。

 

マグネシウムとカルシウムの関係

カルシウムは、体内で最も多いミネラル成分です。
その約99%が骨や歯の成分として存在します⇒「貯蔵カルシウム」
そして残りの1%が、血液中や神経、筋肉に存在します⇒「機能カルシウム」

 

口から摂取するカルシウム量が不足すると、骨から血中にカルシウムが溶けだします。これが骨粗しょう症の原因です。
同時に、血中のカルシウム量が増えると、高血圧⇒カルシウムを吸収した細胞が死滅し動脈内に沈殿⇒動脈硬化 を発症させます。

 

そこでマグネシウムの登場!

  • カルシウムの沈殿を防ぐ
  • カルシウムによる血管の収縮を防ぐ
  • 血管を広げる
  • 血流を良くする

と、一生懸命にカルシウムを制御しようと働きます。

 

マグネシウムとカルシウムのベストバランス

バランス

カルシウムとのバランスは、マグネシウム:カルシウム=1:2~3が望ましいようです。
カルシウムだけが多くても骨は生育しません。
マグネシウムとは、例えるなら、『生命を維持するための電源』といっても過言ではない成分なのですね。




 

マグネシウムの一日に必要な摂取量

マグネシウムの一日の推奨摂取量は、成人男性340mg、成人女性270mgとなっています。
しかし、マグネシウムは体内で消費されやすく、また体外にも排出されやすい性質を持っています。
また、私たちの現代の日常生活ではこの摂取量の約7~8割ほどしか摂取できていないという現状。

 

というのは、日本は海に囲まれ海産物が豊富で、ミネラルが十分に足りていると思われがちですが、戦後の日本の食の欧米化により、穀類が精白されそのマグネシウム量は激減しています。
なんと精米は玄米の7割減、小麦は9割減という驚くような数値なのです。

 

現代人のマグネシウム不足は明らかですね。

 

そこで、2004年、日本の厚労省はマグネシウム、亜鉛、銅を「栄養機能食品」の対象成分として追加しました。
一日の必要な栄養成分を摂取できない場合に補完する食品、つまりサプリメントとしての一日に必要な摂取量を定めたわけです。
それによると、マグネシウムサプリの一日当たりの成分摂取量は80~300mgとなっています。

 

サプリメント以外の摂取方法

まず第一に、食品から摂取することを心がけましょう。

 

以下はマグネシウムを多く含む食品の代表例です。

  • 野菜:枝豆、しそ
  • 豆類:大豆、きな粉、納豆、木綿豆腐
  • 魚介類:干しエビ、するめ、煮干し
  • 藻類:あおさ、わかめ
  • 種実類:アーモンド、いりごま、ひまわりの種
  • 穀類:小麦胚芽
  • 乳類:脱脂粉乳

 

飲料水としては

  • ミネラルウォーター(硬水)
  • 電解水素水
  • ミネラル還元水 など

 

マグネシウム摂取における注意点

  • 過剰な飲酒は避ける
  • 過度のストレスをためない
  • カルシウム・繊維質の過剰摂取は避ける
  • 適度な運動をする
  • インスタント食品、冷凍食品、加工食品を極力控える
  • カルシウムとのバランス

塩化マグネシウムの経皮摂取で不足分を補う

マグネシウムの中でも「塩化マグネシウム:magnesium chloride」はその高い効果効能により、食用・薬用のいずれにおいても「マグネシウム界のトップだ」と欧米の医療界が認めるミネラル化合物です。

 

人の体の健康に医療的効果をもたらすことはとても期待していいことですが、マグネシウムの様々な型の種類や質はまだまだ明るくなっていない部分も多くあるようです。

 

また全てのマグネシウム化合物が同じような効能をもたらすわけではないようです。
マグネシウムは自然界の中で様々な無機化合物、および有機化合物として生成されます。人間という化学生物の中で、その効果効能の程度は変化します。

 

たとえば、市販されているサプリメントに含まれる塩化マグネシウムの体内への吸収率は、環境によっては なんとたったの4% という低さ。しかし、天然の塩化マグネシウムの生物学的効果効能は非常に高いことが証明されています。

 

人工と天然の違いとは何でしょう?

人工とは、人間が計算して成分を配合させたもの。
塩化マグネシウムで言うと、下剤や痙攣抑制のために使う薬剤、一部の「にがり」、のことを指します。

 

天然とは、大きく言うと海水から精製されたものを指します。
このサイトで紹介するような、「にがり」、「マグネシウムオイル」、「マグネシウムフレーク」などは、主成分は塩化マグネシウムでも他のマグネシウムやミネラル類(塩化カリウム、カルシウム、亜鉛、塩化ナトリウムなど)も含んでいます。

 

つまり、塩化マグネシウムに高い健康効果を期待するのであれば、経口摂取に加え、経皮吸収もおすすめします。

 

エプソムソルトでも書いたように、マグネシウムには下剤効果がありますので、経口していたらダイエット効果があった、デトックス効果があった!と思うかもしれませんが、脱水症状に陥る懸念もありますので、医者からの処方でない限り、継続的に経口することはあまりお勧めしません。
また、にがりなどは、経口を推奨している商品もあります。
信頼できるメーカーの、確かな品質の商品と認識できないものは、安易に口にしないようご注意ください。

 

このサイトでは、その見分け方などもお伝えします。

 

 

現在認識されているマグネシウムによる治癒効果

※注:必ず治るというものではありません。
参考文献:『奇跡のマグネシウム』奥村 崇升 (監修), Carolyn Dean (原著), 藤野 薫 (翻訳)

  • 不安神経症・パニック発作
  • 喘息
  • 敏感肌・アトピー性皮膚炎
  • 血液凝固
  • 腸疾患
  • 膀胱炎
  • うつ病
  • 解毒作用
  • 糖尿病
  • 疲労
  • 心臓疾患
  • 高血圧
  • 低血糖症
  • 不眠症
  • 腎臓疾患
  • 片頭痛
  • 筋骨格性症状
  • 神経障害
  • 酸化・婦人科的障害
  • 骨粗しょう症
  • れのー症候群
  • 虫歯
 

アトピーと塩化マグネシウムの関係記事一覧

 

塩化マグネシウムを主成分とした商品は意外にも色々ありますよ。にがり(経口および入浴剤)マグネシウムフレーク(入浴剤)マグネシウムオイル(スプレー)マグネシウムジェルマグネシウムローションマグネシウムクリームサプリメントその他、成分の一つとして含有されているコスメは多くありますが、塩化ではなく硫酸マグネシウムのほうが多いようです。1.にがりにがりは、広義には、海水から石膏(硫酸カルシウム)と塩(塩化...